まず、導入している予約管理システム(PMS)との連動実績があり、NCRさんであればシステム導入におけるリスクが最も低いと考えたからです。 また、他社様のホテル向けソリューションを見させて頂いた中で、NCRのチェックイン機は機能はもちろん、外観や見た目の印象も含めて、当ホテルのブランドイメージにマッチすると感じました。シックな木目調の筐体に加え、高級感のある大理石調のトップモニターも私どものホテルの内装やブランドイメージにフィットしていました。 確かに、チェックインや精算などの業務をこなしてくれる機械ではあるものの、一方でフロントに設置するわけですから、ホテルを彩る装飾品の一つであり、そこに人工的かつ機械的な製品は似つかわしくないと考えていました。 NCRさんのハードウェアはただの「業務機械」という位置づけの製品ではなく、フロントやロビーに置いてもブランドイメージをキープまたは向上させる得るクオリティを持っていたのでNCRさんにさせて頂きました。
弊社では、グランビナリオ以外のホテルブランドも経営しておりますので、そちらのホテルにも同様のコンセプトでチェックイン機を導入してみたいと考えています。 また、もう少し予約検索にかかるお客様の負荷を軽減することを目指して、氏名や電話番号を入力しなくても、予約検索ができる仕組みを目指します。 方法はさまざまあろうかと思いますが、まずはスモールスタートを志向して、会員カードの発行やその普及などシステム以外の側面での対応を検討しつつ、一方でドラスティックに課題を解決するための手法としてNCRさんにもご協力頂き、顔認証や本人確認の簡素化に努めていきたいと考えています。
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