株式会社東横イン様

株式会社東横イン様CUSTOMER INTERVIEW

株式会社東横イン様
導入初期から脅威の利用率 80%越えを達成。
「おもてなし」を止めないチェックイン機導入の秘訣
日本最大級の客室数を誇るホテルチェーン 東横INN。「出発するホテル」というコンセプトのもと、既存のビジネスホテルの枠に収まらない価値を提供しています。
2023年から全社をあげたプロジェクトとしてチェックイン機導入を推進し、全国の店舗への導入が進む中、導入初期から利用率80%以上という驚異的な実績を持つのが東横INN 羽田空港2です。今回はフロントスタッフである安藤様とガファロフ様にチェックイン機導入後の運用についてのお話をお伺いしました。
 

導入システム

Eskio Check-inAUTOMATIC CHECK-IN MACHINE

自動チェックイン機を導入して、変わったことはありますか?

安藤様:チェックイン機導入前はお客様が常に目の前にいらっしゃる状態でチェックインの対応をしていたため、その他の業務が発生してもなかなか対応できず、フロントにお問い合わせに来たお客様の対応や電話対応などが遅れてしまうことがありました。 チェックイン機を導入してからも、必ずスタッフがフロントカウンターの前に出てアテンドしていますが、お電話やフロントにお客様がいらっしゃったときにもすぐに対応ができるようになりました。チェックインをしているお客様を見つつも、臨機応変に対応できるのがすごく良いところだなと思います。より周りを見られるようになりましたね。

-チェックアウトについて何か変化はありましたか?

ガファロフ様:チェックアウトにかかる時間はあまり変わっていないと思います。 以前はフロントでルームキーを返却していただいて終わりだったので、ある意味拍子抜けというか…「本当にこれで手続きが終わったの?」という反応をいただくこともありました。 今はチェックイン機でお客様自身で手続きをしていただき、「チェックアウトが完了しまし た。」とアナウンスがあるためすっきりとした気持ちでお帰りいただいている感覚がありま す。 またチェックイン機導入前はチェックイン・アウトともにお客様にフロントまでお越しいただ く形だったのが、今はスタッフがお客様のところまで出向いて対応するので、お客様にはより良い印象を持ってもらえています。

チェックイン機導入後はどのように運用していますか。

安藤様:人手不足やチェックインをお待ちいただく行列を解消するためにもチェックイン機を入れましたが、それによっておもてなしが疎かになるのは絶対に避けたいという思いで、チェックイン機導入後はフロントの外で必ずアテンドをするように本社から指示がありました。
やはりスタッフがフロントにいるとお客様はフロントに来られるので、フロントカウンターの外に出て玄関からお客様をお迎えし、チェックイン機にご案内しています。

-感動タブレット*の使用感はいかがですか。 *チェックイン機の状況確認、対応が必要な際の通知機能があるタブレット

安藤様:タブレットはすごく良いです。もう常に「便利だな」と思っています(笑) フロント対応は基本的に複数人で行っていますが、自分以外のスタッフが他の対応に当たっている際、一人でチェックインの対応をするときもあります。そんなときに限って一気にお客様がいらっしゃったり…そのときにタブレットがあれば、困っているお客様にすぐ気づくことができます。店舗内のチェックイン機の動きが一覧で見られるので、同じ画面でずっと止まっているお客様にはお声がけをするという流れで、一人のタイミングでも十分な対応ができています。
タブレットがなかったら、一人での対応は難しいかもしれません。またお名前の検索もできるので、お客様のチェックイン手続きが止まっているときにスタッフ側で情報を確認することもできます。例えば、羽田空港の場合は特に1号館と2号館を間違えていらっしゃって、予約検索でヒットしないという場合が多いので、スタッフ側でお名前を検索して1号館にご案内するということもできています。 羽田空港独自の試みとしては、駐車場の予約表をタブレット上で見られるようにしています。1号館と2号館で同じ駐車場を使っているので、リアルタイムで空き状況が反映される予約表をブラウザに表示して確認しています。

導入初期から多くのお客様に使っていただけたことには、どのような理由があると思いますか?

ガファロフ様:チェックイン機の運用についてしっかりとした指示があったことが大きかったと思います。「ちゃんとフロントの外に出なさい」というざっくりとした指示だけでなく、例えばスタッフをここに配置した場合にどうなるか等、シミュレーションをしながら活用に向けて体制を作っていくことができました。機械に苦手意識のあるお客様に対しては、「ご案内いたしますのでご安心くださいませ。」と寄り添うことで受け入れていただけました。羽田空港2ではだいたい毎日250人のチェックインがあるので、フロントでのご案内だとどうしても列ができてしまいます。チェックイン機の方がスムーズで早いという実感があり、スタッフとしても早い段階でチェックイン機を使っていこうと意欲的になっていたように思います。

今後の展望やチェックイン機への要望を教えてください。

安藤様:連泊でも1泊ずつ別々の予約になっているお客様を、同じ部屋の連泊にチェックイン機でも変更できたらいいなと思います。部屋の種類が違う場合もあるので、変更までは難しいかもしれませんが、チェックイン機とタブレットの画面上に「別の予約があります」というようなメッセージが出てくれば、スタッフからお声がけして変更できるので助かります。

ガファロフ様:駐車場の料金をチェックイン機で支払えるようになると良いですね。駐車場を予約されている方に対しては駐車料金をプラスしておいて、チェックイン時に併せて支払えるような。今挙げたものだけでなく、もっと使いやすくするために様々な機能を追加し、より多くのお客様に使っていただけるシステムに進化していったら良いと思います。

 
 

 

株式会社東横イン
SHIROYAMA HOTEL kagishima COMPANY PROFILE

本社所在地 東京都大田区新蒲田 1−7−4
創業 1986年
資本金 5000万円
従業員数 17650名
URL https://www.toyoko-inn.co.jp/

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